現在、職業を選択する上で、フリーランスになるという人が多いですよね。

特定の企業に勤めなくて良いので、仕事も時間も自由に選択する事が出来るのが魅力です。

ですが、フリーランスという職業は、自由や収入アップというメリットばかりではありません。

フリーランスというのは、とても不安定な印象を与える職業です。

特にカードローンを組もうと思った時に、フリーランスだと審査に落ちてしまう場合もあります。

では、フリーランスだとカードローンは諦めなくてはいけないのでしょうか?

そこで、フリーランスで働く人がカードローンを組めるコツを紹介したいと思います。

なぜ、フリーランスはカードローンが組みにくいのか?

今やフリーランスといえど、その収入は、軽くサラリーマンの年収を越えるという人もいます。

本当ならカードローンなど、自由に組めるだろうと思いますよね?でも、実際は職業がフリーランスだと審査に落ちるというケースもあります。

では、何故フリーランスは審査に落ちてしまうのでしょう?

1.収入が不安定

カードローンの審査基準を知っていますか?

カードローンの審査基準の中に、「安定した収入」というものがあります。

安定した収入というのは、少ない金額でも、毎月きちんと収入があるという事です。

ですが、フリーランスの仕事では、安定した収入というのは、かなり難しいですよね。フリーランスがカードローンを組めない最大の理由は、毎月の収入が安定しないという点です。

2.フリーランスへの理解不足

そして、フリーランスがカードローンを組めない理由は、フリーランスという職業への理解不足も多く関わってきます。

フリーランスといっても、様々な職業がありますよね。

自分で事務所を開いて営業をしているというケース。また、コンサルティング事業をネット上で開いているという人もいます。そして、クラウドソーシングサイトに登録して、デザインやWebライターの仕事をするという場合もあります。

ですが、それらを説明するのは、とても難しいものがあります。

特に、クラウドソーシングサイトに対しては、ほぼ認知はされていません。

フリーランスが審査に落ちてしまう理由は、審査側がフリーランスの仕事に対する認知力で変わってきます。

3.所得が分かりにくい

そして、フリーランスがカードローンを組めない理由には、どこまでが所得なのか、また、どこまでを事業資金として認めるかどうかも、判断基準が難しい所です。

まず、大抵のフリーランスは、自宅が職場になっている場合が多いです。その場合、職場で使った経費を細かく計算する事は、不可能に近いと言えます。

また、カードローンを組む場合は、在籍確認というものが必要です。

在籍確認というのは、職場にかけて本人がいるかどうかを確認する作業です。ですが、フリーランスの場合は、一人で仕事をしている場合も多いですし、自宅が仕事場という時には、証明する方法がありません。

フリーランスが、カードローンを組みづらい理由は、職業の曖昧さや、収入の不安定さによるものが多いです。

フリーランスがカードローンを組む方法

1.フリーランスが審査を通るコツ

フリーランスでも、審査に通れるコツがあります。

フリーランスでも審査に受かる人は、持ち家を持っているかどうかです。自宅ローンを払っていても、毎月の支払いをきちんとしていれば、かなり評価は高いです。

では、賃貸ならダメなのかと思われてしまうかもしれませんか、そんな事はありません。賃貸でも、長く住んでいれば、それだけ信用が高いという事です。

2.仕事用の電話線を引いている

フリーランスの仕事をしていると、どうしても携帯電話のみで仕事をしているという人もいます。この場合、審査ではかなり不利となってしまいます。

何故なら、本当に仕事で使っているかどうか分かりにくいというのもあります。

固定電話を引いている場合も、自宅と同じだという場合は、信用が低いかもしれません。

やはり、家庭用と仕事用の固定電話を引いておく方が、信用度は高くなります。

3.収入証明書

何よりも、ここが一番重要です。

収入証明書がなければ、いくら仕事をしたといっても、審査に通る事はありません。

少なくても、2年以上はフリーランスとして働ていて、毎月きちんと収入がある事を証明する事が大切です。

フリーランスが、カードローンを組む為のコツ

フリーランスは、それでなくても審査が難しい職業です。

そこで、仕事に関する書類は全て揃えておきましょう。いくら収入があり、いくら支出があるのかを細かく算出する事で、カードローンの審査は通りやすくなります。

カードローンでは、借り入れ金額が少ないと、収入証明書がいらないというケースもあります。しかし、どんなに借り入れ金額が少なくても、収入証明書は用意しておくのが、有利です。

まとめ

フリーランスを職業として選択する人は、これからも増えていく事となるでしょう。

フリーランスという職業が曖昧とされるのは、その証明が難しいからです。

ですが、事業内容を詳しく説明するとか、納税証明書を提出するとかで、フリーランスでも、一定の収入があるという事を証明する事が出来ます。

フリーランスだからといって、カードローンを諦めないでください。